2012年7月28日土曜日

温度計 2 ・ MAX/MIN切替えSWを引き出す

ケースの穴開けにミスがあったのでやり直し。

グレーの温度計にある最高最低・MAX.MIN切替えSWを操作しやすいように配線を引き出します。
嵌め合いにドライバを差し込み開封成功。
但しこれをやるには覚悟が必要です。組み込まれている液晶板の電極が接触不良を起こしやすいのです。
導電ゴムで繋がってるのですが間に埃など挟むと表示不良になります。
ゴムの弾性で接触を保っているだけですからケースの嵌め合いが緩くなったりすると表示が出来なくなります。
線の引き出しはそれほど難しくはありません。リード線を既存のタクトSW所にハンダ付けします。

実際に使用する場合センサの距離が遠くなることが予想されましたのでセンサを一旦切り離しコネクタを付けました。
センサは常温10kΩのサーミスタです。何気なくグレーと白の温度計のセンサを入れ替えてみました。1℃以上の違いが出ます。
『サーミスタ毎に補正するのだろう』とそれほど気にも止めませんでした。でも補正するような所はありません・・・
センサコネクタの接続を確認する為に手元にあった10m程のオーディオケーブルでセンサの距離を伸ばしてみました。
成功と思いきや2度以上も低い値を示します。
念のため電線の抵抗は往復で約3Ω。この抵抗値が影響するとは考えられません。
さてその原因は何でしょう。
1~2mの線長でも表示に影響があることが判明!

2 件のコメント:

  1. 初めまして。

    DE-20Wを私も分解しようと思ったのですが、裏蓋がうまく外せず苦戦しております。
    開封の方法について、詳しくお教えいただけないでしょうか。

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  2. 裏側から見て上下に2ケ所(-)ドライバの入りそうな穴が有ります(合計4か所)。ここに(-)ドライバを刺し少しこじると蓋に隙間が出来ます。この穴の真横の隙間に別の小さい(-)ドライバを刺し押すようにすると中の爪が外れます。
    無理するとケースが壊れます。液晶の電極ゴムを汚さないように。タクトSWの電極ハンダ付け部分はすぐわかるでしょう。ここかr細い線で引き出します。この作業前に必ず電池を外してください。
    ケースは壊れやすく壊れると液晶が接触不良になって使用できなくなります。
    自己責任でお遊びください。もちろんメーカ保証は受けられません。

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