2015年9月13日日曜日

消し忘れ防止コンセント

ハンダごてなど熱器具の切り忘れは時として大惨事になります。そう云う私、何回も消し忘れをしています。
作業台の側面に設置
幸い火災事故はありませんがそれはウンが良かっただけ。
100回の軽過失が10回の中過失を招き、10回の中過失が取り返しのつかない大事故を引き起こすと云われています。
私はハンダごて専用SW付コンセントをつかっています。使用中はランプが点くのですがそれほど明るいモノではなく結構見落とします。
明るいLEDなどに交換してみましたが100%の改善とは云えません。
ランプはその方角を見ないとわからないのです。もちろん更に強力な照明を付けることもできますが、スマートではありません。
発想の転換! ハンダごてを使用中は音が鳴るのは如何でしょう。
音は小さくても部屋にいれば聞こえます。
電子オルゴールを使ってみました。
使ってみたのは、秋月電子通商のオルゴールキットです。
回路図は秋月の資料からの引用です。
これは1.5Vの電池で動作します。音量は出力に可変抵抗を入れることもできますが電圧を適当に下げて調整しています。電圧を下げるとテンポも狂うようですがあまり気にしないことにします。
SW付コンセントは秋葉原で入手したモノです。このSWと連動してONの時音が出るようにします。
オルゴールはコンセントの出力側から取り出したAC100Vで動作させます。
回路図赤線で囲った部分がオルゴールの電源になりますから電池の代わりに接続します。
音量は電源側の抵抗を調整します。私が使ったのは33kΩ(1/2W)と470Ω(1/6W)です。
* このような簡易電源は感電の危険が有ります配線が露出しないように注意してください。
SW付コンセントの内部は結構余裕が有りますので組み込みは難しくないでしょう。
グリーン色に見える基板がオルゴール基板。蛇の目基板は電源部分。オルゴール部、電源部、は接着しています。
中央がSW、その脇の隙間に基板を入れます。
圧電スピーカは両面テープで張り付けています。
作業台側面のテーブルタップに挿して使用。
手前に黒く見えるのが圧電スピーカ・実際の使用状態はtopの写真では白くなっています。
組立後音量調整用にペットボトルの蓋を被せてあります。
このSW付コンセントには2ケ所後面と上面に挿し込み口が有ります。さらにSWの中にネオンランプが組み込まれていますがそのまま使用しています。
* スピーカカバー・ペットボトルのカバーですが音質や音量に想像以上に影響します。具体的なデータを取り難いですが面白いテーマに発展するかもしれません。