2012年7月30日月曜日

温度計 4 妥協点を見つけました。

前回で出来上がったことにしたのですが、表示温度が2℃ほど高いのでは実用的に問題です。
気になるのでまたいじり始めました。

秋月のDE-20Wはセンサのケーブルを長くすると表示が高めになる。
それに気が付いて色々工夫している人が居ました。25mの延長を希望しているらしい。
http://blogs.yahoo.co.jp/tokusonryu/21510684.html
私は5m程度でよいのですが良い方法が見つかりません。センサはサーミスタのようですが単に抵抗値の変化を温度に表示してるのではなさそう。

室温や外気温を測るだけなので0.5℃位の誤差なら気にしないことにします。ケーブルを5mほど延長すると+1~2℃程度高めになります。
この誤差をもう少しキッチリ測る方法はないモノか。恒温曹なんかある訳がない。
いやいや有りました。
冷蔵庫です。冷凍・-17℃、パーシャル・1.1℃、冷蔵・4.4℃、野菜・11.9℃、それと金魚の水槽・27.6℃。
緩やかに変動してますがある程度時間を掛けて比較すれば温度計の比較誤差を確認できます。
比較の温度計は此またお粗末な金魚の温度計。
0℃以下はメモリがありませんけど念力でやります。
型式不明ですが白枠のデジタル温度計も比較用に活躍します。

その結果、ケーブルが長くなると温度は高めに表示される。1m程の延長ならほとんど気が付かない。1.5mで0.5℃程度。5mでは1℃程度の誤差になります。温度帯域による違いはこのレベルの測定では考察できません。
と云う訳でグレー枠のDE-20Wは約1.3m延長しました。写真撮影時のモードは外気温測定・最高、最低は記録中です。右側のSWを押すとモードを切替えられます。
初期の5m延長はあきらめました。
白枠の温度計は室内用。
右側の丸いのも温度計。色々あると表示のズレが気になるだけで良いことは何もありません。
電池(LR-44)は1年ほど持つので変更しませんでした。
温度の目安を知るという目的で完成しましたが暑さを実感するには充分でしょう。



2012年7月28日土曜日

温度計 3 一応出来たけど・・・

こんなカッコウに出来たのですがセンサーのケーブルを長くした影響は直せませんでした。

上が問題のDE-20W温度計です。外気温を計測しています。
右側のSWを押すと最高、最低の温度を表示します。
センサのケーブルは50cmほど長くしただけですが影響があります。
*ケーブルを約50cm長くしているので2℃ほど表示が高くなっています。オリジナルの状態にすると正しいと思われる値を表示します。

下はかなり古いモデルですが、室内の温度を測定しています。こちらもセンサケーブルの長さを変えると表示が高めになります。
センサはサーミスタと思われますが不安定になる原因は未解決です。
所定の使い方では全く問題ありません。個体差は0.5℃位なのでお値段から考えれば便利な製品です。
電池については単3のケースが無かったのでそのまま、1年位は使えるし電設ボックスは開封にドライバも要らない。
右上のSWが最高最低切替え用。

温度計 2 ・ MAX/MIN切替えSWを引き出す

ケースの穴開けにミスがあったのでやり直し。

グレーの温度計にある最高最低・MAX.MIN切替えSWを操作しやすいように配線を引き出します。
嵌め合いにドライバを差し込み開封成功。
但しこれをやるには覚悟が必要です。組み込まれている液晶板の電極が接触不良を起こしやすいのです。
導電ゴムで繋がってるのですが間に埃など挟むと表示不良になります。
ゴムの弾性で接触を保っているだけですからケースの嵌め合いが緩くなったりすると表示が出来なくなります。
線の引き出しはそれほど難しくはありません。リード線を既存のタクトSW所にハンダ付けします。

実際に使用する場合センサの距離が遠くなることが予想されましたのでセンサを一旦切り離しコネクタを付けました。
センサは常温10kΩのサーミスタです。何気なくグレーと白の温度計のセンサを入れ替えてみました。1℃以上の違いが出ます。
『サーミスタ毎に補正するのだろう』とそれほど気にも止めませんでした。でも補正するような所はありません・・・
センサコネクタの接続を確認する為に手元にあった10m程のオーディオケーブルでセンサの距離を伸ばしてみました。
成功と思いきや2度以上も低い値を示します。
念のため電線の抵抗は往復で約3Ω。この抵抗値が影響するとは考えられません。
さてその原因は何でしょう。
1~2mの線長でも表示に影響があることが判明!

2012年7月26日木曜日

温度計 1 最高最低メモリー付き

あまりの暑さに居眠りしながら『今何度』。
今日は38℃を超えている。
温度計ユニットがあったはず。
安くて有名な秋月の温度計が出てきました。
この温度計、グレーの方は最高最低メモリー付き。メモリー呼び出しSWはユニットの裏側に付いていて使いにくい。そのため忘れかけていたのです。
白いユニットは、タダ現在の温度を表示するだけ。  

適当なケースはないか電設用のSWボックスの穴無しプレートが出てきました。
これはパネルだけケースは露出コンセントボックスを買えばよい。バラで買っても規格品なのでピッタリ合う。


仮付けしたらこんな感じ!色が合わないですが、暑くて秋葉原へ行く元気は出ない。
裏側の写真、グレーのユニットの左側、小さいポッチがメモリー呼び出しSWこれを表から操作できるようにする。
電池はボタン電池、このままでも1年位使えるので良いかと思うが改造ついでに単3に交換しようか?
単3なら2個のユニットに供給しても1年以上持つと思う。

深く考えずに始めてしまった、上手くまとめられるか???



2012年7月4日水曜日

バッテリ7010-その3 18650利用

今回は充電器アダプタです。
いつものようにカメラの充電器BC-900(手持ち品)を利用します。
今回の電池パックはリチュウムイオン電池7.4V2000mAです。
充電器は7.4V800mA ですから充電時間が長くなります。充電器は当然のことですがリチュウムイオン電池専用でなければダメです。
この手の充電器は満充電時の電圧を監視していますので、充電完了時には自動停止するので安心です。
それでも最初の充電の時は電池、充電器共に異常発熱など無いか時々確認しましょう。

充電器の電池ソケット部分にアダプタを付けて電池パックを嵌められるようにします。
電池の接続方法など注意点はこちらのページを参考にして下さい。
http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/diy/charger/charger.html

リチュウムイオン電池パックの場合、Tマークの付いた端子があります。素電池にはありませんがこの端子を付けないと充電できないことがあります。これは異常発熱があったとき充電を制御する為のモノで上記のサイトに簡単に説明してあります。
ご理解できない場合、接続回路を考えられない場合はこの様なアダプタを作るのはやめましょう。
部材の大きさなども充電器や電池パックによって違ってきます。
そのために細かい説明は省略しています。ご自分で研究してみましょう。

こんなモノでも部品を作るのはけっこう面倒です。
端切れの材料、手持ち道具総動員で作りました。材料費はタダ同然ですが製作時間はけっこう掛かっています。
またこの電池パックは家内がよく使う芝刈り機用ですから使い勝手や安全性にも注意しなければなりません。
いろんなリスクを考えると専用電池を求めた方が良いでしょう。

このアダプタには電池の方向や極性表示はありませんがガイド溝があり間違って接続は出来ません。
外形は普通の長方形に見えますが充電器自体入り口がテーパになっていて逆には入りません。それに併せてアダプタを作るのは大変です。

物作りのヒントとして遊んでみました。