2011年12月26日月曜日

ふろ(脱衣)場の暖房

冬場、入浴時の温度変化で体調を崩す。時には命取りになることも有ると云われています。
特に年寄りには体の負担が大きいらしいです。

簡単に暖房ができないか・是非暖房を付けて欲しいとカミさんの注文です。

住宅設備としては色々なモノがあります。
しかし工事を伴うモノが殆ど、手軽にという訳にはいきません。
使用時間は入浴時それも着替えの間だけです。
立ち上がりの早い暖房でないと役に立ちません。

こう云う時は輻射熱を大量に放射する電熱ヒータが向いています。
しかし床置きは狭い脱衣場では衣類への着火など危険が伴います。
天井付け、あるいは壁付けで、適当なモノはないかと探しましたが入手できません。
結局、市販の床置きのカーボンヒータと呼ばれるモノ・300/600Wを壁付けに改造しました。
熱器具の改造はあまりお勧めできません。火災事故など起こさないように十分な注意が必要です。
壁や天井との距離や断熱空間をよく考える必要があります。
出来れば消し忘れ防止のタイマー付きSWの採用が望ましいです。一般配線器具には適当なモノがなかったので今回は壁面コンセントに連動SWを付けただけです。いずれ改造が必要でしょう。

この工事には火災に関する特別な注意とコンセントの設置などは電気工事士の資格が必要なので概略のみ紹介しました。

2011年12月25日日曜日

ブリキ細工の電池ケース

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ブリキ(トタン板)の端切れで電池ケースを作ってみました。
電池はリチュウムイオン電池18650です。
この電池はノートパソコンなどに使われている電池でだんだん溜まってきましたがあまり使い道がないのです。
単3電池を2本使うより容量が大きくお得だと思います。
また最近の単3電池は容量を大きくしすぎてるのか液漏れが多いように感じます。最近のリチュウムイオン電池は安定性が良くなり発火や液漏れはほとんど無いように思います。
充電器も作ってあるのですが電池ケースが無いせいでしょうかイザ使おうと思っても使いにくい・・・それなら電池ケースを作っておきましょう。

実は、ホームセンタで『電池バネ』というモノを見つけたのです。
電池ケースについている、あのバネを売っていたのです。
これを見つけたので電池ケースを作る気になったのがホンネです。

トタン板を溝型に曲げ両端に電極を付けただけです。
電極はジャノメ基板に+には銅板、-にはバネ(ステンレス)をはんだ付けしただけです。
基板にはケースに取り付けやすいように足をハンダ付けしておきます。
トタン板やステンレス材のハンダ付けには普通の電子工作用のハンダではうまく付かないかも知れません。
専用のフラックスがありますが滅多にやらない作業のためにフラックスを用意するのも大変です。
私はヤニ入りのステンレス用糸ハンダを使っています。
チョット割高ですが便利です。鉄板などにも良く付きます。

工作自体は簡単ですが基板に付けた補強等の足とハンダかすが災いして電池がショートしたのです。
*取り付け足と+電極の間隔広くするようにしましょう。
全体が金属製で考えてみれば安全性に欠けるかも知れません。
安全性を考えるとプラスティックで作る方がよいかも知れません。
最近の電池は容量が大きいのでショ-トすると火災の危険があります。

2011年12月5日月曜日

ガイガーカウンタ その後

先日作ったガイガーカウンタ、不安定要素があると書いていますがそれは心配したとおりタイマー回路の負荷が重すぎたようです。
表示のLED回路にトランジスタのバッファを入れました。
校正についてはそのままかなりいい加減な方法で使っています。

さてその後、我が家周辺の線量は0.04~0.07μSv/hで自然環境レベルより若干多いモノのあまり変化はありません。

実は私の家では雨水を溜めて庭の散水などに利用しています。

このシステムのフィルタに汚泥が溜まり、その放射線レベルが気になります。こちらも参照下さい。

http://ja1cvf2.blogspot.com/search/label/%E6%94%BE%E5%B0%84%E7%B7%9A%EF%BD%A5%E7%B7%9A%E9%87%8F%E8%A8%88

こちらのブログでお話ししたのですが、スズメバチ騒ぎでお掃除を中断していました。
この汚泥付近の線量は当時0.17μSv/h程度でした。
土曜日に雨が降りまして、今日掃除の前に測ったら0.14μSv/h(2回測定)でした。
そして簡単にブラシで掃除して、水で流して再測定しましたが数値は殆ど変わりません。
この容器はプラスティック(ABS系?)製です。容器の細かい傷に染込んでいるのでしょうか?
除染は簡単ではないです。
但しこの場所の線量には環境値も加算されていますので気にする値ではないと思います。
(測定精度も問題です)
しかし、もしこの場所にずっと留まっていたら、年間許容線量を超えることになります。
ここは福島からおよそ120キロも離れたところです。
これを考えると福島の方はどうすればよいのか?気休めのような政府の発表は???です。

*年間許容被曝量 1mSv/y以下と云われています。1.2μSv/hの場所にずっと留まるとおよそこの位になります。これを超えても急に問題になる訳ではなさそうですが放射線障害については解らないことが多いようで気がついたら『あのときの・・・』、それも10年20年先のことでそのときは手遅れの場合もあるでしょう。