2015年1月6日火曜日

びん詰のフタ開け器

びん詰のフタ、それも最初に開ける時はとてもきつい。
中身の食品が腐らないように真空(に近い)状態できつく締まっているためでしょう。それを開けるためにいろいろ工夫した 『フタ開け器』 なるものが売られていますがどれもイマイチと云う感じです。
力のある若い人なら何とか成るかもしれないのですが私には一苦労です。
片手でびんを持ち、片手でフタを回す。私にとって絶対的にパワー不足です。
ウチのカミさんに頼まれた時、最近では工作に使う作業台に固定された木工万力を使っていました。しっかり固定されますから両手でびんを回せます。フタを固定してびんを持つ方が作業しやすいのでいつもこの方法です。
これならカンタンに開きます。しかし慣れない工作工具はカミさんには使いにくいようです。
作業姿勢や力の入れ具合が難しいのが欠点です。

* 画像をクリックすると写真を拡大できます。
しっかり固定し、両手でびんを回す。この方法がびん詰を開けやすくする。
フタ開け器を使いやすい場所に固定しておけば良い。
その場所は台所のどこか・・・
しょっちゅうびん詰を開ける訳では無いので使わないとき邪魔にならない場所・・・
食器戸棚の枠にビン開け器を固定する・・・
実際にやろうとすると場所探しも結構厄介です。
DIYショウでもらったサンプル品・大きなクランプが有りました。このハンドル部分を細工して食器戸棚の木枠の下側に取り付けました。使わないときはクランプを閉じておけばそれほど邪魔になりません。
このクランプ、本来は先端のオレンジ色部分が作用点ですが内側にギザの付いた、びんのフタつかみには格好の場所が有ります。
しかしそのままでは滑って役に立ちません。
ギザの部分に厚手のゴムテープを貼りつけました。これで滑ることが無くなりました。
クランプはハンドルを押せばキッチリ閉まります。そしてレバーを起こせば簡単に外れます。
クランプを閉めフタの部分をキッチリ固定します。びんを両手で持って時計方向に約90度くらい回せばフタが緩みます。
レバーを起こしてクランプを開放しましょう。
少し緩めば、びんのフタは簡単に手で回ります。
* 必要以上に回すとフタが外れて落ちることが有ります。このような手放しは危険です。