そのような訳でバリコンの着地点は電気的、形状的、にバランスの良いバタフライ型になると思います。軸の回転範囲が90度と云うのは気にしていません。
摺動接点を持たないバリコンも実験して見ましたが現段階では深く追及していません。
その一例としてこんなものを考えて見ました。
ベーク板の両面に貼った電極間隙をネジで調整しようと云うモノです。
その昔、真空管時代によく使われたパディングコンデンサに似た構造です。
使用周波数帯ごとに固定コンデンサを併用するなら十分機能を発揮できるでしょう。
実用化に当たっては絶縁物の材質や耐圧について十分検討が必要です。
固定コンデンサについては後ほどお話しますが同軸ケーブル利用の 同軸コンデンサ が使用できます。
【 チョット一休み 】バリコンと云うのはアマチュア無線家の間では良く使われる言葉でバリアブルコンデンサ(variable condenser)ですが最近はコンデンサのことをキャパシタ(capacitor)と英語表記することが多くなっています。netで検索する場合にもキャパシタ(capacitor)で検索するほうが良い場合があります。 ますます英語が共通語になって来たんですね。
英語圏では、「コンデンサ condenser」と言った場合、復水器などや光学器の集光器などを表す場合が多いようです。コンデンサマイクなどは相変わらずコンデンサマイクと呼ぶことが多いようです。外来語とか和製英語とか頭が混乱します。
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