2014年12月3日水曜日

DSPラジオを作って見る

最近、DSPラジオと云うのを時々見かけます。
どんなモノかは良く解らないのですが試して見ることにします。全部品がそろった組み立てキットも有りますが何とかなるだろうと必要と思われるモノをジャンク箱の中から探して揃えて見ました。
とりあえず使える状態にしました
それが裏目に出まして完成品は何とも不細工な出来です。
* 写真をクリックすると拡大されます。
何もわからず始めたこのDSPラジオ、知る人ぞ知る秋葉原のAitendoの新装開店でキーユニットが普段の半額位で売っていたのです。
ついでにバーアンテナやイヤホン、スピーカ(4個入り)も買いました。
ポリバリコンの背中に張り付いた基板一枚でラジオを構成しています。
このユニットは DSPM2-443 この型番でnet検索すれば使用例が沢山出てきますので参考にしてください。
Aitendoの資料も出てきます。
この店、値段は安いのですが商品の説明が殆ど無いのが特徴?です。動作させるにはその部品の素性を調べたり、勘を働かせたり、最後はあきらめたり、そんなことを覚悟しなければなりません。
でもAitendoは最近人気急上昇です。お店は秋葉原と云うより御徒町に近いビルの3階。通販もやってますから気になる方はnetで調べてください。
netにはお店では解らない資料も出ていますので必見です。
冷たく突き放しましたが同じユニットを使った完全組み立てキットも売ってます。netで調べればすぐわかるでしょう。

動作原理や回路のことは気にせず作って見ることにしました。
その作り方は、皆さんそれぞれ微妙に違います。抵抗やコンデンサの値も製作例によって違っています。間違っているのも有るようです。
あまり気にせず取りあえず組み立てます。
具合が悪い所は、あとで考えることにします。
取り付ける部品はバンド選択のSWやイヤホンジャック、スピーカなどです。その他手持ちの部品を活用しています。表示用のLEDは最近のモノを使いましょう。旧式のモノは暗くて使いもになりません。
短波はともかくBCバンドやFMバンドは思った以上によく聞こえます。長さ30mmほどのバーアンテナで良く聞こえます。FMは1m程のリード線をアンテナとして使ってみました。
チューニングダイヤル(バリコン)を速く回すとほとんど放送を掴むことが出来ません。静かにまわしましょう。
音が出るまでに一呼吸時間が掛かるように思います。
感度は思った以上に良好です。そして音量はどの局も同じレベルで聞こえるように思います。
弱い局はノイズ混じりで時々聞こえなくなります。
これはデジタル処理の特徴でしょう。
製作例に音量調整が無いモノを見かけます。適当な位置に固定しておけば音量調整はいらないとの考えでしょう。
このスピーカはとても小さくてこのままでは使い物になりませんが共鳴箱・今回はペットボトルの蓋・を被せるとかなり良くなります。イヤホン(10円でした)にしますととても良い感じに聞こえます。キッチリしたスピーカにすれば十分使用に耐えるような気がします。

DSPラジオユニットはIC単体のモノも有りますのでこの感想は他のモノでは違うかもしれません。
これをどう作ればもっと具合よく使えるか考えて見ます。
今回はとりあえず動作させてみました。回路についてはnet上の資料を参考にしましたので敢えて載せていません。

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