2011年8月6日土曜日

OMRON HJ005 の改造 その顛末

結論から云いますとHJ-005のパルスカウンタとしてのスピードアップは失敗です。
どうやらチャタリング防止回路は100均のD社のような単純な回路ではなさそうです。基板上には10個のコンデンサが載るシルク印刷がされています。その中には実装されてないモノもあります。
c1,c2,はXtalの負荷容量で発信周波数の調整用です。心臓部は基板上にモールドされたICで回路解析は困難です。
ターゲットにしたc3は多少スピードアップしたように思ったのですが空振りのようです。
実装されたコンデンサは104(0.1μF)でしたが付けたり外したりして動作確認しましたが15Hzが最高、1分間のカウント数は900CPMでした。
実はそのコンデンサは実験中にピンセットではじかれ行方不明です。代用品を付けて本日の実験終了です。
Xtalが使われていることから多機能のCPU制御と理解するべきでしょう。


最高カウントが900CPMというのはGM管によっては充分な早さですが高感度な検知器では足を引っ張るかも知れません。
ガイガカウンタの実験はもう少し進めて見ます。

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